駒沢大学映画研究会スペースジョーズ法度

序文

 これより書き示すことは本会を設立したものが定めた事であるから、この会にあって普遍かつまた実行しなくではならない事柄である。

本文

1 正式名称は駒沢大学映画研究会スペースジョーズであること。

○スペースジョ一ズとは全員参加を意味し、かつまた全員ひとりひとりが各自の仕事を責任持って遂行していくことを意味する。つまり全休あっての個人であり、個人あっての全体である。ゆえにひとりでもその仕事を怠った場合、スベースジョーズは成り立たなく、さらに本会の存在価値もなくなる。しかし本人のやる気を根本と考えるからやる気のない者は本会にとっで必要なく、本当にやる気のあるものによってスペースジョーズは構成される。

2 何事を行う場合もスペースジョーズの理念をふまえて実行すること。

3 本会は映画製作を行い仲間の親睦を深めることを目的とする。

○ここにいう映画製作とはシナリオ作成から作品製作、そして作品上映までの全てのプロセスを意味する。また親陸かはかろ為の各イベント(コンパ、レクリェーション)も大切な活動の一部であるから大いに行うこと。

〇映画を製作する為に映画を鑑賞し、研究することは大いに奨励すると同時に会員の義務であるが、本会の中に映画鑑賞のみを目的とする部門を作ることはあってはならない。

4 映画製作の為に行うべき事柄については以下の事を守ること。

○シナリオは全員が書くこと。

○シナリオ選定は在会員によって行うこと、但し本数は限定しない(在会員とは新年度においては2、3、4年生をいう)。

○ブロデューサー、監督、各スタッフのチーフは在会員が行うこと。

○各スタッフ、キャストに就いたなら、そのパートは熱意と責任を持って行うこと。そしてより良い作にする為、全員が大いに意見を出し合うこと。しかし最終的に断を下すのは監督である。したがって監督は相手の意見を十分消化し自分の意見をはっきり明示した上で断を下さなくてはならない。そして一度決定したことに関しては全員一致で協力すること。

5 定例会には必ず出席すること。

○何らかの理由で欠席せざるえない場合は、必ずその旨を前もって会長あるいは役員の人に連絡すること。

6 努力を怠らないこと。

○わからない事があった場合、人に聞くのはいいが、その前に今一度己を振り返り本当に自分でわかろうとしたかを自分自身に問い直してみること。

7 過程が良ければ結果は必ず良いという信念を持つこと。

○ひとつ作品が出来たら全員が胸を張って自分たちの映画に対し誇りを持つこと。

8 サークルの映画として映画を作っていくこと。

○ただ作品的にいい映画を作ることのみか本会の目的ではない。映画制作を通してひとつのことをやりとげたという充実感を味わって欲しいのである。「俺たちはプロじゃない。しかし、アマチュアだからという甘えは通じない」という考えで、みんなが楽しめる映画作りを行うこと。そして相手を信頼し自分も信頼される人間になるよう努力しながら学生生活の一部として映画を作っていくこと。

9 以上の事柄に賛同し、本当に映画を作りたい人のみが本会の会員であること。

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